BOX型 小銭入れ

 宮内産業社コードバン

商品番号 Bkzir
商品名 BOX型 小銭入れ
税抜価格 13,870円
販売価格 14,980円
送料 510円 (日本郵便 レターパックプラス)
革素材 宮内産業コードバン(小物用仕上げ)
サイズ 7.5 × 8 × 2 ( 縦 × 横 × 厚み )
購入 http://store.shopping.yahoo.co.jp/diamondleather/b-1.html


普遍的でオーソドックスなデザインのBOX型小銭入れ。
使い勝手については、あえて説明する必要はないでしょう。
しかし、飽きの来ないデザインだからこそ”こだわり”たいと思う方は多いのではないのでしょうか?
何故なら私もその中の一人だからです。
また、お財布などと一緒に合わせる事で、より統一感と高級感が生まれます。

宮内産業株式会社について

 

新喜皮革は創業60年以上続く老舗のタンナー(皮革工場)です。
馬革製造新田商店と言う社名にて創業し、兵庫県姫路市高木地区に工場を構えております。
古くから姫路市では地場産業としてなめしが盛んに行われており、その中でも高木地区には日本のタンナーの約35%を占めるほどの皮革工場があります。

他65%の皮革工場は兵庫県を含む全国各地にありますが、エコレザー等と言われ世間で注目されているフルタンニンなめしを行っている工場は、実は数える程しかございません。
その中でも馬革を専門に扱いフルタンニンなめしを行っている会社は新喜皮革しかございません。
ましてやコードバンを革にするまでの全工程を行う事ができるのは、世界中で見てもアメリカの1社と新喜皮革の世界で2社のみです。

そもそも革作りとは、紀元前にあたる古代エジプトの壁画に描かれていたほど、古くから用いてきた技術です。
しかし、革の歴史は曖昧で、真実は未だ解明されていない所が多いです。
フルタンニンなめしについても何処で始まったのか定かではなく、何百年も前から行われているなめしの一つだと言う事だけが確かなだけです。
新喜皮革ではミモザと言う南アフリカ産の樹皮エキスを使用しております。
ミモザはワットルエキスとも言われ赤っぽく仕上がるのが特徴の一つで、使うほどに味わいがうまれ、
極上の経年変化(エイジング)を楽しませてくれる革へと変化させてくれます。

フルタンニンなめしでは「ピット槽」と言われるプールに革を漬け込みます。
ピット槽は一種類では無く、濃度の異なるピット槽がいくつも有り、徐々に濃い濃度のピット槽へと熟練の知識と感で移し変えて行きます。
そうしてできた革は、ドラム(皮革太鼓)を用いてなめされた革とは雲泥の差が有り、香りは良く、表面のシボ(シワ)の出方も大変美しく、革本来のエイジングが楽しめます。
又、重要なポイントとして、コードバンは新喜皮革製の木製ピット槽を用いたタンニンなめしでしか生産でき無い事です。
それは一般的な革と違い、コードバンは独特な繊維構造をしているのと、繊維層が物凄く緻密だからです。
ゆっくりとアクションをかけながら時間と手間をかけて繊維間にタンニンを浸透させて行く事が重要なのです。

原皮についてはフランス、ポーランドから輸入しています。
それはヨーロッパ産の馬は馬体も大きく、上質なコードバンを含んでいる為だからだそうです。。
コードバンを作るにあたっては、同部分とコードバン(お尻の部分)を原皮の状態でまず2つに裁断する必要があります。
それは大きな理由として2つあります。
1つ目は革は副産物であり、コードバン以外の部分も製品として扱われるからです。
2つ目は先ほど述べた通り、コードバンは他の繊維とは全く異なるという事です。
コードバンと同じ時間、同じなめし工程を一般的な革にしてしまうと、一般的な革は固くなり使い物にならなくなります。
以上の通り、新喜皮革は厳選された革を選び抜き、考え抜かれた知識と技術により最高級コードバンが作られるのです。